医療広告規制に伴い
2018年6月から医療広告規制が厳しくなり、ホームページも規制対象となりました。
患者側からすると、具体的に何が変わるでしょうか。
誇大広告、虚偽広告が制限され、美容トラブルが減るかもしれません。比較優良広告が制限され、クリニックとしての特徴のつかみにくい似たような広告が増えるような気がします。
承認機器だけの名前だけが残り、その他の大多数の未承認機器の名前は消えていきます。
例えばフラクショナルレーザーで言うと、承認の通っているCO2REというレーザー。
その他の大多数の未承認のものはフラクショナルレーザーという記載になっていくのでしょうか。
特定のレーザー機種を検索してクリニックを探し、料金比較するというクリニックの探し方をされる方にとっては不都合になるようになります。
*当院HPでもサブシジョンRF、高圧インジェクターなどと一部わかりにくい治療名がありますが、そういう理由です。
ビフォーアフター写真は原則禁止ですが、治療の詳細な内容を記載することで広告可能になります。
ビフォーアフター写真は料金や施術名と並んで美容クリニックを選ぶ大きな要素になるように思います。当院でもモニター治療の写真をブログに公開しておりますので、皆様の不利益にならぬよう少しずつ直して公開していきます。
口コミ、体験談も禁止となりますので、やらせの口コミもなくなりますが、実際の患者様の口コミもなくなります。
美容クリニックの大半はインターネット広告を利用していますので、情報の伝え方が大きく変わるように思います。知らなくてよい嘘の情報は制限されて減るでしょうが、本当に知りたい情報も探すのが難しくなるのでは・・・といろいろ考えてしまいます。
当院でもなるべくわかりやすく正しい情報を提供できるよう努めてまいります。
投稿日:2018年5月29日|カテゴリ:院長コラム