【傷跡】ステロイド注射後の脂肪萎縮の治療経過
皮膚疾患に限らず、ステロイド注射はよく行われる治療ですが、注射量が多かったり、頻度が多かったり、注射する層が深ければトラブルが生じるケースがあります。
皮膚症状で起こるトラブルのうち、最も治りにくいのが脂肪萎縮(陥凹した皮膚のくぼみ)です。これはなかなか治りません。
当院でもステロイドによる脂肪萎縮の方を何人か診ていますが、
・切除縫合(範囲が小さければ):手術痕とひきかえになります。
・プラズマ治療+イノジェクター(広範囲、多発する場合):治療回数と治療期間を要します。
のうちいずれかを行うことが多いです。
下もモニター様はプラズマ治療+イノジェクターで3回施術しています。1年かかっていますが、かなり改善しているように思います。ここで一旦治療は終了しております。
施術内容:プラズマ治療+イノジェクター
施術料金は施術範囲、施術内容によって個々に決めております。
傷跡治療の場合5.3万円(税別)~
ダウンタイム
強い赤み:1週間ほど
かさぶた:体の場合2週間ほど
内出血:2週間ほど
淡い赤み:1-2か月
リスク:治療への反応は体質や重症度、部位などによって個人差があります。1回の施術では効果が得られない場合があります。