自由診療のニキビ治療のメリット
保険診療のニキビ治療にも色々と薬や治療がありますが、中にはなかなか治らない例もあります。
①耐性菌感染による抗生剤無効な場合
②しこり(嚢腫性ざ瘡)になり数か月持続する場合
③スキンケアが間違っている場合(過剰な洗いすぎ、クレンジング・洗顔が肌に合わないなど)
④強いストレスやが不規則な生活習慣
①、②については保険診療でも難渋することが多いので長引くことがあると思います。
①は自由診療の場合、熱作用による殺菌やピーリング作用による角質ケアが可能であり、個々のニキビが早く治ります。最近は耐性菌ができにくい過酸化ベンゾイル(ベピオ)などもありますが、刺激が強かったり効かないこともあります。
②は特にしつこいのですが、保険診療ではステロイド注射などが行われることもありますが、ステロイドが深く入ったり、量が多かったりすると脂肪萎縮してくぼむ方がけっこういらっしゃいます。嚢腫性ざ瘡も自由診療であれば比較的早期に改善させることができるので有用かと思います。
ニキビは放置しても、つぶしても、なかなか治らなくても皮膚内部で毛包組織が破裂しニキビ跡(クレーター、凹凸)を残す可能性が高くなります。炎症が長引けばニキビが治った後にくすみ(色素沈着)や赤み(血管拡張)も長引きます。ですので超早期に治療するのが推奨されます。
市販のニキビ薬でなんとかしようとする方も多いですが、医薬部外品ですので軽い消炎作用や弱いピーリング作用しか期待できません。それで治る方は放っておいても自然に治るのではないでしょうか。