ニキビ跡 クリニック こじまクリニック東京 | 中央区八丁堀 皮膚科 美容皮膚科 形成外科 宝町駅より徒歩3分 ニキビ跡 肉割れ 毛穴治療

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ニキビ跡の手術適応とリスク

ニキビ跡の手術適応とリスク

ニキビ跡には侵襲的な治療である手術、アブレ―ジョンとそれ以外の非侵襲的な治療があります。侵襲的治療はリスクと長いダウンタイムを伴いますので全員にできる施術ではありません。

未治療のニキビ跡ですと深めのボックスカー型やアイスピック型をみかけることがあります。フラクショナルレーザーのみでしっかり治療しても軽く5年以上かかってしまいますので多くの方は途中で治療をやめてしまったり、クリニックを転々としていくでしょう。

アブレ―ジョンは多くの健常皮膚を失ってしまうため当院では行いません。ごく深いものだけを限定して手術することはできます。

「自分のニキビ跡は深い」ので手術してくださいと言われることがありますが、客観的に見て深いものでなければお断りしております。また他の施術で治療できるレベルの重症度の場合もお断りしております。実際、深めのニキビ跡でも他の施術で改善できることが多いです。

ニキビ跡で行う手術は主に以下のものになります。
切除縫合
幅の広い、いびつな形をしたニキビ跡を縫合することで細い線にするものですが、一般に切除縫合すると傷跡の長径は伸びます。

 

 

 

 

 

パンチ挙上
主に深いボックスカー型で用いられますが、瘢痕の辺縁でカットして瘢痕の底を周囲の皮膚の高さまでひきあげる手術です。瘢痕底はあがりますが、周囲の正常皮膚との境が丸く瘢痕となります。

 

 

 

 

 

 


パンチ植皮

主に深いアイスピック型で用いられますが、別の部位から1-2mmの正常皮膚を採取してアイスピックの部分に置き換える手術です。これも生着してからしばらくは丸い傷跡のように見えます。

 

 

 

 

 

 

これらの手術に共通していることは皮膚に大なり小なりメスを加えますので3ヶ月以上は傷跡に赤みを伴います。白色の瘢痕になるまで最短で半年くらいかかりますのでかなりダウンタイムとしては長いものになります。

いかなる手術にも感染、出血、腫れ、縫合不全、ケロイド/肥厚性瘢痕、術後の赤みや色素沈着などのリスクは付きまといます。ニキビ跡を形成する方の多くは皮脂分泌異常を伴っており、感染や縫合不全のリスクは通常よりも高くなります。また、過去のレーザー治療などで皮膚が硬くなっている方が多いので抜糸前に皮膚が裂けて傷が開くことがあります。

また、ニキビ跡を気にされる方は後々に必ず手術痕を気にされるかと思います。ですので後々その手術痕をぼかす後治療が必要になります。他にもニキビ跡が多発している場合には全体としてのかなり治療が遅れてしまうのも難点です。

これらのリスクをご理解いただき、この瘢痕だけは治らないという深いニキビ跡に絞って手術は検討いたしますが、どなたでも受けられるものではありませんのでご了承ください。基本的に遠方でガーゼ交換や抜糸にご来院できない場合はお断りしております。

投稿日:2018年1月26日|カテゴリ:ニキビ跡, 院長コラム