【ニキビ跡】複合的治療・プラズマ治療の経過
ニキビ跡を治療継続していくとニキビ跡の角はなくなっていき、瘢痕底が浅くなり、毛穴やキメの乱れ、ほんのわずかな凹凸がメインになってきます。
ニキビ跡は瘢痕組織なので、結局正常皮膚との境界がなんとなくぼかされて目立たなくなっていきます。しかし完璧なものはありませんし、治ったと言える明確なゴールはありません。患者様の満足度がある程度得られたところがゴールだと思います。(ニキビ跡が治るなどと広告するところは残念ながら誇大広告だと思います)
ニキビ跡は最終的に白色瘢痕になります。過去にレーザーアブレ―ジョンをされた方に多いのですが、瘢痕はなだらかになりニキビ跡の形状はおそらく良くなったのでしょう。最終的に削った部分が面で白色の瘢痕になりますので肌質の違いを気にされるようになります。この状態を正常皮膚と同じ色調や質感にかえることは難しいと思います。
前にも書いたことがありますが
100→70→50 と治療の始めの頃は肉眼的にもよくなったと実感されやすいですが
10→9→8 と治療終盤になると変化量がわずかになっていきます。
これが完全なフラットにするのは至難の業です。肌質を落とさず、わずかな凹凸を補正していくにはある程度治療期間を要すると思います。
施術前→3回施術後
開いた毛穴の数は減り、わずかな凹凸は軽減してキメは整ってきています。
しかし白色のニキビ瘢痕が消えるわけではありません。