ニキビ跡 クリニック こじまクリニック東京 | 中央区八丁堀 皮膚科 美容皮膚科 形成外科 宝町駅より徒歩3分 ニキビ跡 肉割れ 毛穴治療

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当院のニキビ跡治療・複合的治療の説明(2017年まとめ)

当院のニキビ跡治療・複合的治療の説明(2017年まとめ)

何度も当院のニキビ跡治療について記載していますが、前のブログの記事から合わせると相当な記事数になってしまいましたので改めて記載いたします。

ニキビ跡、特にクレーター状の陥凹性瘢痕には大きくボックスカー型、アイスピック型、ローリング型があります。これらにもそれぞれ浅い・深いがあります。

ボックスカー型
くっきりと瘢痕に角(エッジ)があり、瘢痕底が平坦な形状のニキビ跡です。

アイスピック型
小さなサイズの傷跡ですが、アイスピックで刺したような鋭く深いタイプのニキビ跡です。毛穴で悩んでいる方もけっこうこのアイスピック型のニキビ跡のことが多々あります。

ローリング型
なだらかにくぼんで輪郭のラインがうねった形状のニキビ跡です。このローリング型の上にアイスピック型やボックスカー型が併存するパターンもけっこうあります。光のあたり方で大きなえくぼのようにくぼんで見える型です。この形状は皮下でひきつれ(癒着)が生じ、かつ大きくボリュームロス(真皮から脂肪組織のボリューム不足)があります。

このように形状も深さもまるで違うものを単独の治療で施術するのは困難です。

フラクショナルレーザーで治療するにしても色んな形状のニキビ跡があれば、それに応じた波長を選んで複数波長で治療する必要があります。

フラクショナルレーザーにもアブレーティブ(表面を蒸散し削る作用のあるもの)なものもあればノンアブレーティブ(表面を削らず深部に作用するもの)なものもあります。アブレーティブなものは赤みや浸出液も強くなりますが1回の効果も高くなります。ノンアブレーティブなものは深部へ作用しますが見た目のダウンタイムは軽くなります。一般にアブレーティブなタイプの方が2-3倍は効果が高いでしょう。アブレーティブなフラクショナルレーザーも出力をあげれば深部まで削られます。

また照射密度をあげればある程度までは効果は上がりますが、周囲へのダメージが強くなりダウンタイムも長くなります。

ダウンタイムが長くなっても効果がついてくればよいのですが、よくも悪くも全自動の機械作業です。ニキビ跡の形状を改善させるべきポイントに対して1回の施術後で果たして十分な熱エネルギーが加わるのか。これは機械作業のプラズマ治療でも同じことですが、一工夫しないと改善の程度は当然なんとなくという感じになります。全自動でレーザーをばばばっと打って簡単にニキビ跡がよくなるなら誰もが良くなっているでしょう。

高密度高出力で面で敷き詰めるように打つとレーザーアブレ―ジョンに近い感じになります。効果はある程度あるでしょうが深いニキビ跡に照準を合わせた治療は周囲の正常皮膚への強いダメージを伴います。

当院で施術可能な以下のニキビ跡治療も万能ではありません。
・プラズマ治療(手作業)
・プラズマ治療(機械作業)
・炭酸ガスフラクショナルレーザー(→メニュー化してません)
・マイクロニードルRF(→メニュー化してません)
・PRXピーリング(低濃度TCA)
・TCA(CROSS)
・サブシジョン
・スムースライナー
・イノジェクター
・幹細胞治療(エレクトロポレーション)
・ヒアルロン酸注入(→メニュー化してません)
etc・・・

これらはそれぞれ治療の特性というものがあります。浅いボックスカー型のみの方などであればプラズマ治療のみで施術することもありますが、多くの場合はそうではないので複数の治療を組み合わせます。

当院の複合的治療は一つの瘢痕にメニュー内容のすべてを行うのではありません。それぞれの瘢痕の形状に合わせて色んな施術を行うものです。通常複数の治療を組み合わせると施術料金は足し算になりますが、固定の施術料金の中で基本的に私にすべて一任していただくものとなっております。もちろんカウンセリングで行う施術内容とダウンタイム、アフターケアについてはご説明し同意が得られた後に行います。

瘢痕すべてを一つ一つ施術していくのは大変な労力がかかるものですが、そうしないと少ない回数で効果をあげることなどできないと私は思います。フラクショナルレーザーやダーマローラー、ハーバルピーリング、ご自身でのTCAピーリングやダーマペンなどを何回か受けてから来られる方は大勢いらっしゃいますが、一つの治療で気にならなくなるレベルまでいくにはそれこそ数十回は施術する必要があるのではないでしょうか。軽症の方や肌のメンテナンスレベルであればよいかと思いますが、ある程度重症の方にはニキビ跡の形状に合った治療が必要でしょう。

 

 

投稿日:2017年11月7日|カテゴリ:ニキビ跡, 院長コラム