炎症性ニキビとニキビ跡
ニキビ跡治療ばかりしていますと炎症性ニキビ(赤ニキビ)を併発している方はたくさんいらっしゃいます。
施術時にあるニキビはプラズマ治療やマイクロニードルRFなどで治療することができますが、ニキビが長引かせると皮膚内部で強い炎症が起こり、新たなニキビ跡を作る原因となります。
ニキビは超急性期に治さなければニキビ跡を起こしうる皮膚病です。残念ながら昔のニキビ治療(保険診療)のイメージで病院にいってもなかなか治らないというイメージの方が多く放置されることが多いような印象があります。最近ではベピオ、デュアック、ディフェリンなど保険でもある程度コントロールできる薬剤もあります。難治例では自由診療ではケミカルピーリングやフォトフェイシャルなどを定期的に行えばコントロールはできます。
赤ニキビも早めに治せば跡形もあくきれいに治ります。
しかし治療しない場合、治療が遅れた場合はニキビ跡になる可能性が高くなります。
当クリニックは遠方の方も多いのですべての方のニキビを保険診療で定期的にフォローすることは難しいです。ご来院時に処方することはできますが、次の施術までに必ず薬はなくなると思いますのでいずれは近医を受診する必要があります。
ニキビ跡治療を続けていくうちにニキビもできにくくはなりますが、それでもニキビができた場合は新しいニキビ跡を作らないためにも早急に治す必要があると思います。