【ニキビ跡】複合的治療の経過8
ローリング型ニキビ跡と毛穴の開きがありましたが、複合的治療でどちらも改善傾向にあるように思います。
ローリング型ニキビ跡にはスムースライナー+イノジェクターを用いていますが癒着による皮膚のたわみがかなり軽減しています。
一般に改善しやすいのはボックスカー型、ローリング型ですが、アイスピック型や毛穴の変形は治療回数を要します。
また、フラクショナルレーザー単独では数回でここまで皮膚が変化することは経験上ありません。
ニキビ跡治療は瘢痕の性状に合った治療を十分に行わないとしっかり反応しないように思います。表面からいくらハードに治療してもダウンタイムだけが伸びて肌質が落ちます。かといって剥離系治療のみ行っても表面の凹凸や角はきれいにはなりません。
不十分な治療は何年繰り返しても、おそらく皆様の満足のいくゴールまで達することは困難で多くの方が治療をドロップアウトしてしまうように思います。単独治療でよいのはかなり軽症になった方、あるいはダウンタイム重視の方ではないでしょうか。
施術前→複合的治療1回後→複合的治療2回後