ほくろ除去について(保険診療)
基本的にほくろ除去(悪性の除外も含め)は保険診療となります。
数があまりにも多い場合や整容的な目的の場合は自由診療になることがあります。
施術前にダーモスコピーという拡大鏡を使って診察し、その後局所麻酔の注射を行い除去します。
必要があれば病理組織検査を行い、悪性か否かの評価を行います。
ほくろをとる方法として手術あるいは炭酸ガスレーザーがあります。
小さなほくろの場合は炭酸ガスレーザーできれいにとることができますが、ある程度大きなほくろ、深いほくろ、悪性が疑われる場合には切除縫合した方がきれいな傷になります。
手術をしても炭酸ガスレーザーをしても線状の縫合痕あるいはほくろのサイズの瘢痕に置き換わって治ります。施術後3ヶ月くらいは赤みが目立ちますが、半年かけて白い瘢痕として完成します。
炭酸ガスレーザーで深いほくろを除去する場合、施術後に陥凹を残すことがあります。施術後のケアが悪いと傷が乾燥したり創傷治癒が遷延したりして陥凹します。場合によっては2期的にほくろを除去することもあります。
当院では基本的に施術翌日、1週後、2週後に経過をみせていただいております。
ほくろ除去において重要なのは
・悪性の除外する
・しっかりほくろの細胞を除去する
・なるべくきれいな傷にする
ことだと思います。
当院ではなるべく丁寧に施術するため1日で除去できる数には制限がありますのでご了承ください。