ニキビ跡 クリニック こじまクリニック東京 | 中央区八丁堀 皮膚科 美容皮膚科 形成外科 宝町駅より徒歩3分 ニキビ跡 肉割れ 毛穴治療

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当院のニキビ跡治療ごとの特徴について(私見)

当院のニキビ跡治療ごとの特徴について(私見)

私が現在行っているニキビ跡治療はずっと以前から続けているものもあれば、最近追加したものもあります。

それぞれ特徴がありますので個人的な意見を書きたいと思います。

●主軸となる治療(単独で使い得る治療)

プラズマ治療
手作業のものと機械作業のものがありますが、パワーからすると手作業のものの方が強いです。傷跡の要所では手作業を使う場面が多くなります。

また、プラズマ治療には薬剤透過性を高める作用がありますのでその後に使用する成長因子や幹細胞の導入に有効になります。手作業のプラズマ治療はTCAと並び、表面的な凹凸を修正するのに優れているように思います。

浅めのボックスカー型、全体的な肌質改善では当院では第一選択となります。ただ、深いボックスカー型やアイスピック型では弱いように思います。もちろん癒着はとれません。

TCAピーリング(低濃度、高濃度CROSS)
当院では低濃度ではPRX(TCA33%)を使いますし、ピンポイントではそれより濃い濃度のものを使います。TCAは真皮コラーゲンに作用しますのでニキビ跡でも有効な強いケミカルピーリングです。高濃度のものは濃度調整も施術方法も繊細なため施術は医師が行うべきだと思います。

低濃度(PRXピーリング)はノンアブレーティブのフラクショナルレーザーに劣らず、施術すればするほど表面が滑らかになっていきます。麻酔不要で短時間で終わるのがメリットです。欠点は通院間隔が2-4週と短めな点でしょうか。

高濃度CROSSは当院では深めのボックスカー型やアイスピック型で活用しています。高濃度CROSSのピンポイントでのコラーゲン増生作用は他の治療よりもかなり高いように思います。しかし施術後に赤みや色素沈着がでるのが欠点です。

スムースライナー(サブシジョンRF)
真皮~皮下レベルを剥離する治療ですのでローリング型の癒着剝離では第一選択です。熱作用によりボックスカー型も多少浅くなりますが瘢痕の角はとれません。アイスピック型にも効果はありません。

多くの方はローリング型のみではありませんので他の治療と併用する方が多いです。癒着のない方には不要あるいは熱作用による補助的な効果しか期待できません。施術後に内出血や腫れが生じる場合があります。

 

 

●補助的な治療(単独では使えない治療)

イノジェクター
強い水圧により物理的に瘢痕をひきさく治療です。硬い瘢痕や盛り上がった瘢痕ではよい適応かと思います。残念ながら単独でニキビ跡治療に使うには弱いため他の治療の補助として使っています。

マイクロニードルRF
極細針で傷をつけ真皮内でRF(高周波)による熱作用を加えます。コラーゲン増生により全体的に皮膚がひきしまり肌にハリがでてきます。また皮脂腺への熱作用やアクネ菌の殺菌作用でニキビもできにくくなると思います。しかし表面的な凹凸にもイマイチですし、癒着もとれません。これも他の治療の補助として使っています。繰り返すニキビをコントロールするのに用いるのはよいかと思います。

幹細胞治療
当院では骨髄幹細胞培養液あるいは臍帯血幹細胞培養液を用いていますが、どちらもサイトカインを豊富に含む製剤です(細胞成分は含みません)これらは基本的に組織修復を促したり、血管増生を促したり、炎症を抑えたりするものです。単独で注射してもニキビ跡の凹凸が治るわけではありませんので他の治療後の導入として用いています。年齢や体質により組織修復能力が低くなっている方にはおすすめです。

 

ニキビ跡治療はどの治療も万能ではなく、それぞれ特徴があります。ダウンタイムも作用機序も異なります。また、皆様のニキビ跡も千差万別でワンパターンな治療で治せるものではありません。私個人は1日で複数のメニューを施術する複合的治療をおすすめすることが多いですが、ダウンタイムや施術範囲、ご予算の兼ね合いもありますのでカウンセリングで相談の上、治療方針を決めています。

投稿日:2017年8月22日|カテゴリ:ニキビ跡, 院長コラム